寄付のお願い


このたび、北海道大学の研究者の有志とともに「寄付で応援!北大の研究」という寄付サイトを新たに立ち上げました(https://www.cris.hokudai.ac.jp/cris/hokudaikihumirai/vol001/)。

このサイトを通じて、皆様からのサポートを得て、世界初のがんの予防的治療薬の開発を目指し、研究をさらに発展させていきたいと願います。がんを現状よりも、もっと早く診断し(前がん病変の状態で)、予防的に治療するという、これまでになかった新たなスキームを構築したいと思います。
ご寄付頂いたお金は、細胞を培養するための試薬やマウスの飼育費などに大切に使わせて頂きます。
寄付を頂いた皆様には、不定期(1?2ヶ月に1回くらい)のヤスラボ便りにて、ヤスの雑感やヤスラボで起こった様々な出来事・新たな研究成果を御伝えします。また、年度末に研究成果をまとめてレポートさせて頂きます。また、寄付を頂いた人数がもし増えてくるようなことがありましたら、札幌あるいは東京などで、報告会のようなものを開くことも考えております。

サイエンスの新たなブレークスルーを目指して頑張っていきます。一緒に夢を追いかけて下さい!どうかよろしく御願い申し上げます。

平成29年11月現在、13口、合計232万円5千円の寄付を頂きました。寄付を頂いた皆様、本当にありがとうございます!心から感謝いたします。


寄付の方法はクレジットカードによる決済(「寄付で応援!北大の研究」 から北大フロンティア基金を通じて私の研究室へ)と郵便振替・銀行振込(藤田まで御連絡下さい。yasu@igm.hokudai.ac.jp)があります。寄付金につきましては税法上の優遇措置の対象となります(北海道大学から寄付金受領書を送付させて頂きます)。


寄付の趣旨
今回このように寄付サイトを立ち上げた趣旨は二つあります。

1 挑戦的な研究を発展させたい!
私は、国からの研究費をある程度獲得しており、決して「貧乏な研究者」ではありません。今回の寄付サイトでサポートを御願いするのは、がんの予防的治療法の確立というユニークで挑戦的な研究プロジェクトです。現在の国から配分される研究費の動向として、できるだけ早く成果を得ることができる、あるいは早期に応用が可能な研究に重点的に予算がつく傾向があります。そのため、時間がかかる萌芽的で挑戦的な研究にはなかなか研究費が回っていないのが大きな問題になっています。我が国が科学立国として世界をリードするには、革新的な基礎研究を発展させて新たな研究分野を確立する必要があるのですが、残念ながらそのような長期的な視点で予算が配分されていないのが現状です。そこで、皆様から、私の挑戦的な研究をサポートして頂ければ、と願っています。皆様からの応援は、私とヤスラボメンバーにとって、物質的にも精神的にもとても大きな力になります。
2 市民の皆様との交流を深めたい!
イギリスやアメリカでは、一般の方々からの寄付によって研究をサポートするシステムがあります。例えば、イギリスのCancer Research UKという慈善団体では、地下鉄やテレビでの広告、街でのリサイクルショップ(無料で集められた古着などを販売したお金が寄付金となる)など、市民から身近に寄付を募るシステムが整備されており、巨額の研究費ががん研究者に配分されています。また、それらを用いてどのような研究が行われたかについて、ホームページなどで詳細に報告されています。一方、日本では研究者と市民との距離が遠く、どのような研究が大学で行われているのかを直接伝える機会があまりありません。今回の寄付サイトを通じて寄付を頂いた方には、ニュースレターや発表会などを通じて、寄付金がどのように研究に活かされ、研究が発展しているかをしっかりとお伝えしたいと思います。また、私とのさまざまな交流の機会を図っていきます。双方向性の新たな関係を構築することができればと願っています。