出張講義などの依頼を募集しております

  私達の研究室では、我々の研究の説明をはじめ、出張講義などの活動を行っております。 幼稚園・保育園をはじめ、小・中・高校や北大以外の大学、各種会社、職場、講演会など、幅広い方々を対象に、基礎医学研究(特に免疫やがんに関する)に触れる機会を提供し、 科学・研究の面白さを伝えていくことを行っております。若い方には、日本の研究者育成の一助となれば幸いです。 2009年に日本免疫学会の広報活動「免疫ふしぎ未来」の一つとして、 道内の中学生を対象にインフルエンザ等の感染症や免疫のはなしを行ったり、平成27年2月24日(火)には札幌市の白楊幼稚園で第一回の幼稚園出張講義を行い、いずれも各種メディアで取り上げられました。幼稚園・保育園への出張講義は引き続いて、平成28年9月15日には北郷こぶし保育所、同年12月16日札幌市立ひがしなえぼ幼稚園、平成29年6月27日札幌創成保育園、また、同年2月20日Blueberry English Preschool (札幌市)にて、すべて英語でのパフォーマンスを初めて行いました。今年12月1日には札幌市立はまなす幼稚園、平成30年1月25日には札幌市立きくすいもとまち幼稚園においても開催予定です。多くの子供たちと交流することが楽しみです。今後も、ぜひこういったふれあいを通して子供たちの世界をひろげていくことに少しでもお役に立てれば...と現在も募集中です。さらに、平成29年1月16・17日の2日間、期間限定の『こども研究所: Kids Institute』を開所させました。これは、北大遺伝子病制御研究所が行う、小学生3-6年生を対象とした期間限定の教育活動プログラムで今回はじめた開催しました。具体的には2日間にわたり、教授による講義を合計4コマ受けて頂き、研究・実験体験を2研究室まわり、これをすべて受けられた児童は、最後に「こども研究員」としての認定を受け、中学生になった際に、次回行われる『こども研究所』の際に、アシスタントとして参加したり、遺伝子病制御研究所の研究行事に参加できる機会が得られるというプログラムです。今回、30名定員のところ応募一週間で200名を越える多くの小学生の皆さんから応募いただき、抽選の結果、増員して45名の児童の皆様にお越し頂くことになりました。参加いただいた小学生の皆さんは、真剣に講義を受講し、研究・実験体験では積極的に取り組んでいました[開催当日の様子]。期待以上に児童たちが科学に興味をもって耳を傾けていたのがとても印象的でした。今後も、大学研究所の1つである遺伝子病制御研究所が、北海道の中で地域の社会や人々とつながり、localなレベルで大地に根ざした社会貢献を行っていくことを目的に本教育研究プログラムを継続する予定であります。次回まだ時期は未定ですが、遺伝子病制御研究所のホームページなどで、ご確認いただければ幸いです。いずれも活動も日本免疫学会のご支援を頂いて行われているものです。ここに感謝申し上げます。
いずれのお問い合わせも、分子生体防御分野 高岡晃教 takaoka@igm.hokudai.ac.jpまでお気軽にご連絡ください。