【NEWS】新型コロナウイルス感染症世界的流行により困難となりつつある研究者への支援について

共同利用・共同研究拠点利用者の皆様

昨今、新型コロナウイルス感染症の世界的流行が深刻な問題となっています。感染者および重症化症例数は日々増加しており、幼稚園、学校などの休校、不要不急の出張・外出自粛要請などにより、人々は社会的に隔離状態に置かれることを余儀なくされています。世界には厳重な隔離措置が取られている地域もあり、日本では2020 年に開催が予定されていた東京オリンピックの延期が決定しました。大学の閉鎖が行われている国もあり、研究者の方々が研究活動の中断を余儀なくされることもが懸念されます。

日本でも新型コロナウイルス感染が広がりつつありますが、幸いなことに北海道大学は現在、ほぼ平常状態で研究活動が行われております。そのため、遺伝子病制御研究所では、困難な環境下に置かれた研究者の方々へ支援をいたします。物資の輸送は動いていますので、研究で使用するマウス、それら由来の精子/卵子や細胞の維持などを当研究所で支援・代行を無償で提供したいと考えております。

もしご希望がございましたら、村上までご連絡ください。この困難な状況を乗り切るために可能な限りの支援を提供したいと考えております。

遺伝子病制御研究所長 村上正晃  

〒065-0815
札幌市北区北 15 条西 7 丁目
Tel: 011-706-5524
Fax: 011-706-7542
e-mail: murakami@igm.hokudai.ac.jp
https://www.igm.hokudai.ac.jp

2020年03月31日|お知らせ:NEWS