【NEWS】田中所長よりIGMの皆さまへ。 

IGM の皆さん

新型コロナウイルス の感染拡大により、様々な活動に影響が出ています。新入生の皆さんは授業の開始が遅れたり、講義が遠隔講義になる等、戸惑うことも多いかと思います。
研究所でも新人歓迎会を中止とし、また毎月行ってきたランチミーティングも当面の間中止することにいたします。
新しく遺伝子病制御研究所に来られた方には、この場を借りて歓迎の意を表したいと思います。指導教員や周りの皆さんの助けを得て、楽しく研究をスタートし、続けられることを願っています。

大学からのメールやホームページでご存知かと思いますが、改めて注意いただきたいことを以下に書き留めたいと思います。特に若い方達には友人、知人と対面での会話が憚られるような状況が続くのは辛いことかと思いますが、少しの注意で感染が防げることもあるかと思いますので、日常生活での注意を怠らずに研究所へウイルスを持ち込まないよう、努力をお願いいたします。研究活動上、いわゆる濃厚な接触は避けられないところですので、各個人が外でウイルスを貰わないことが肝心であると思います。

・少しでも感染が疑われる場合は躊躇せず指導教員に報告して自宅待機してください。指導教員は私への報告をお願いいたします。発熱や咳が無くても、嗅覚の異常から始まることもあるようです。

・教室セミナー等は十分に間隔を空けて座れるように 5F セミナー室等、広い所を使ってください。医学部の会議室、セミナー室も空いていれば使わせてもらえると思います。

・新しく来られた方には申し訳ないですが、教室内での新人歓迎会も遠慮いただくよう、お願いします。

・首都圏の大学では、研究室、研究科レベルでの封鎖も起こっているようですので、当研究所でもそのような事態が起こり得ます。大事な生物資料の保存等、いざという時の対策も念頭に入れておいて下さい。

・共同利用・共同研究拠点活動の一環として、マウスの精子・卵子や細胞の維持などを支援する活動を開始しました。お知り合いの研究者で困っている方がいるようでしたらお伝えください。
詳しくは研究所ホームページ(お知らせ、3 月 31 日)をご覧ください。

研究室、研究所の継続的な活動が、皆さん一人一人の日常的な行動にかかっていることを改めて自覚いただいて、日々の研究に邁進していただければと思います。

ご協力の程、よろしくお願いいたします。

遺伝子病制御研究所長
田中 一馬

2020年04月13日|お知らせ:NEWS