<< 各種手続きTopへ

遺伝子組換え動物の取り扱いについて(P1A, マウス・ラット)

取り扱う頻度の高いP1Aの場合について示します。不明な点は動物実験施設にお問い合わせ下さい。

 

1. 実験室・飼育室
    P1A封じ込めレベルの組換え動物を取り扱う実験室・飼育室は,遺伝子組換え実験等安全委員会に設置申請して承認を受ける。 動物実験施設の飼育室だけでなく,動物を用いる実験を行うすべての実験室(各分野の実験室を含む)が対象となる。 入り口に,組換え動物実験中で関係者以外の立ち入りを制限する旨の表示を行う。出入り口には逃亡防止のための「ネズミ返し」(高さ45cm,下図)等を取り付ける。
   
2. 飼育
  ケージラベルに遺伝子組換え動物であることがわかるように表示する。当施設では,ラベルに専用のスタンパーで表示することを推奨している(下図)。
 
   
3. 運搬
  1) 同じ建物の中での運搬(例えば,動物施設飼育室と各分野の実験室の間での運搬)
 

ケージや輸送容器をビニール袋に入れて「取り扱い注意」と表示する。(下図)。
袋に入れるのは,運搬中にケージを落とした場合でも動物が逃亡しないようにするためである。

 
 
 
  2) 他の建物との間の運搬(例えば,他機関との間や,北大の他のキャンパスとの間での運搬 )
  動物の輸送は逃亡防止措置の取られた専用の輸送箱(側面には通気穴が設けてあり、フィルターで覆われている。内部は動物に齧られないような構造になっている;下図)を用いる。輸送箱には「取り扱い注意」と表示する。
 
 

 



このホームページに関する、お問い合わせ、または苦情などは下記まで
___murota@igm.hokudai.ac.jp___
(前後の___を削除して下さい)
附属動物実験施設