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Institute for Genetic Medicine, Hokkaido University

北海道大学遺伝子病制御研究所

附属感染癌研究センター


共通データベース・試薬

感染がんに関与する炎症関連遺伝子のデータベースの公開

  • 施設・設備の設置年月、導入経費、運転経費
  • 【炎症関連遺伝子のデータベース】
    設置年月:平成25年5月28日 (Cell Rep. 2013 Mar 28;3(3):946-59. )
    導入経費:無し
    運転経費:無し(オープンアクセス: https://doi.org/10.1016/j.celrep.2013.01.028)

  • 設備の概要及び目的
  •  癌の形成にも関連するSTAT3とNFκBの同時活性化にて生じる過剰なNFκBの活性化:炎症アンプを制御する遺伝子をshRNAレンチウイルスを用いたゲノムワイドスクリーニング(およそ16,000遺伝子分)にて同定し、炎症誘導に必須の遺伝子情報をデータベース化した。また、それらのデータと疾患関連遺伝子との関係を得られたゲノム・遺伝子情報をデータベース化した。

  • 利用状況(令和2年度)
  • ・利用件数:114 件
    ・主な利用機関:北海道大学大学院医学研究院、大学病院、薬学研究院、獣医学研究院などの関連研究者に公開


感染癌研究のためのsiRNAライブラリー を含む各種ライブラリーの共有

  • 施設・設備の設置年月、導入経費、運転経費
  • 【siRNAライブラリー(ライフテクノロジーズ)、shRNAライブラリー(シグマ) 、特許切れ低分子化合物ライブラリー】
    設置年月: 平成27年4月7日
    導入経費: 32,000 (千円) (受託研究費)
    運転経費: 100 (千円/年)

  • 設備の概要及び目的
  •  遺伝子の機能的役割を確かめるために、ほぼ全ての遺伝子を網羅するマウスshRNAライブラリーとヒトsiRNAライブラリー、さらに特許切れ低分子化合物ライブラリーを導入した。これらのツールを使って遺伝子をノックダウンすることで、感染、癌、免疫、炎症などの過程に関わる目的の遺伝子の機能の解析が可能となる。

  • 利用状況(令和2年度)
  • ・利用件数: 420 件
    ・主な利用機関: 共同研究者、北海道大学大学院医学研究院、大学病院、薬学研究院、獣医学研究院など