GACHAについて
2020年に、村上正晃 教授のご尽力により北海道大学遺伝子病制御研究所(北大IGM)に、次世代シークエンサー (NextSeq2000)が導入されました。この機械を、より多くの研究者に生命研究の推進のために使っていただくため、同年 (2020年)野間健一 教授によって、ゲノム解析室の開設計画が立ち上がり、その準備が始まりました。2022年9月、オレゴン大学(アメリカ)から谷澤英樹 准教授、⾹港中⽂⼤学(香港)から鍾奕洛(Claire Chung)特任助教が来日し、ゲノム解析室、GACHAが開設され、翌2023年4月に、本格的なサービスを開始しました。
GACHAは、Genome Analysis Center for Health Advancementの頭文字で、ゲノム解析を用いた生命研究により皆さまの健康の促進に役立てたいという意味が込められています。
GACHAでは、企業の提供するサービスとは異なり、実際に大学の現場で研究を行っている研究者が、研究の傍ら、実験や解析を行います。そのため、研究者のニーズに合わせた、柔軟なサービス、そして、実際の論文に使えるようなデータを提供していきたいと思います。