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GACHA主催 NGS実践セミナーを開催しました

2025年8月28日、北海道大学 医学部百年記念館 1F 大会議室にて、「GACHA主催 NGS実践セミナー:ライブラリー調製から受託解析まで(特典あり)」 を開催しました。 当日は、対面およびオンラインを合わせて26名の方にご参加いただき、17:30から18:30まで以下のプログラムを実施しました。

プログラム

  • 1. 開会挨拶・趣旨説明
  • 2. NEB講演 「NGSライブラリー調製と成功のポイント」(花崎洋平 / New England Biolabs ジャパン)
  • 3. GACHA紹介 「北海道大学発の柔軟な受託解析サービス」(谷澤英樹 / 北海道大学 GACHA)
  • 4. 岩井化学講演 「NGSデータ解析プラットフォーム Basepair の紹介」(高坂賢路 / 岩井化学薬品株式会社)
  • 5. セミナー参加特典のご案内(飯田浩一 / New England Biolabs ジャパン、谷澤英樹 / 北海道大学 GACHA)
  • 6. 閉会挨拶・アンケートのご案内

各講演のハイライト

今回のセミナーでは「実験コスト削減」「解析コスト削減」「研究成果支援」という三つの戦略を中心にご紹介しました。

  • NEB様からは、ライブラリー調製を効率化し、実験成功率を高めるための具体的なTipsをお話しいただきました。
  • 岩井化学様からは、研究者自身で解析を進められるオンラインプラットフォーム「Basepair」をご紹介いただきました。RNA-seq解析であればサンプルあたり約6,000円で利用でき、初期設定費用は必要ですが、セルフ解析を希望される研究者にとって有力な選択肢となります。
  • GACHAからは、北海道大学発の受託解析サービスとして、カスタム解析から論文発表用の図表作成までを一貫して支援できる仕組みをご紹介しました。料金はプロジェクト単位で設定しており、サンプル追加やリバイスに伴う再解析を依頼いただいても追加費用は不要です。GACHAは研究の最後まで伴走し、論文や学会発表に直結する成果物の提供を強みとしています。

準備とご協力への感謝

セミナー準備は1か月以上前から始まり、会場の予約、ポスター作成、各種メーリングリストへの周知依頼、特設ページやアンケートの準備、Zoom配信の接続確認、無線LAN IDの手配など、多岐にわたりました。
特に、NEB様には参加特典のご協力をいただき、岩井化学様にも共催としてご尽力いただきました。また、研究室の秘書やGACHAメンバーにも多大なサポートをいただき、無事に開催することができました。

今後について

GACHAでは、今後もNGSに関する実践的な知識を共有する場を継続的に設けていく予定です。
今回ご参加いただいた皆様、そしてご協力いただいたNEB様、岩井化学様に、心より感謝申し上げます。
次回の開催情報は、本ブログおよびGACHA公式ページにてご案内いたします。
セミナーを通じて得られた学びや交流が、皆様の研究の発展につながれば幸いです。
引き続き、GACHAをどうぞよろしくお願いいたします。