脂質の細胞生物学
細胞を構成する基本単位である生体膜は、細胞の形態や極性、小胞輸送、オルガネラの機能を支える場としてとても重要です。生体膜には様々な脂質が存在すること、また、脂質の分布には二重層間で非対称性が見られることから、脂質は生体膜の機能発現に重要な役割を果たしていると考えられますが、膜の特殊な物性と脂質が低分子であることから解析が難しく、未解明な点が多いのが現状です。
脂質の分子種や非対称性は酵母からヒトまで広く保存されています。私達の研究室では、モデル生物である酵母細胞を用いて、脂質の非対称性や分布の変化が多様な細胞機能を制御するメカニズムを解析しています。
最新情報
- 2022. 8. 05
- 研究室メンバーを更新しました。
- 2022. 5. 11
- 『主要発表論文』up
- 2022. 4. 01
- 研究室メンバーを更新しました。
- 2021. 9. 02
- 当研究室の岸本拓磨助教が『第54回酵母遺伝学フォーラム』にて会長賞を受賞しました。
- 2021. 6. 01
- 『主要発表論文』up
- 2021. 6. 01
- 研究室メンバーを更新しました。
- 2021. 4. 01
- 当研究室の三岡哲生助教が青山学院大学理工学部へ転任いたしました。
- 2020. 7. 30
- 『主要発表論文』up
- 2020. 6. 10
- 研究室メンバーを更新しました。
- 2020. 5. 15
- 当研究室の三岡哲生助教が『日本生化学会北海道支部若手奨励賞』を受賞しました。