お知らせ
投稿日:2024-09-24
神経から免疫で炎症性疾患を治す!
ニューロモジュレーション医療関連の村上正晃教授の企画が『実験医学10月号』に掲載されています

実験医学 2024年10月号 Vol.42 No.16
神経から免疫で炎症性疾患を治す! 〜Neurogenic Inflammationの制御〜
村上正晃/企画
2024年09月20日発行
概論
最近の研究により個々の神経回路(神経シグナル)がどのように働き炎症性疾患を誘導するかが徐々に明らかになってきた。 本特集は、神経シグナル分野の専門家の先生方に「 neurogenic inflammationの制御」をめざした研究を解説いただくものである。
neurogenic inflammation(神経原性炎症)とは、神経シグナルの異常が関与する炎症性疾患であるが、神経回路が全身にくまなく分布することから、ほとんどの炎症性疾患の発症に関連すると考えられており、基礎的な神経シグナル研究をもとにその臨床応用をめざす今後注目の研究領域である本稿では、この分野の歴史的背景と最新の研究動向について概説し、炎症性疾患の発症機構の新規コンセプトや新規治療法の開発に向けての取り組みに関して議論したい。
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